四月は君の嘘 大千穐楽迎えました!!!!!!
2022年7月3日、ミュージカル 四月は君の嘘、博多座で大千穐楽を無事迎えました!!!!!!皆さんおめでとうございます!!!!!!!
きっとできるとは思っていたけど、博多に向けて、いろいろな公演がコロナや、他のことでも、止まってしまうのがまた増えて、カンパニーの皆さんは本当に胸がキリキリするような日々だったんじゃないかと思います。イチオタクの私も、ずっと祈るような気持ちでした…。
博多座公演は、祈るように迎えた、というだけじゃなく、いろいろスペシャルな公演となりました!
まず、待ちに待ってた配信!!!!!!
いやわかってたよ、やるって思ってたよ、やらなかったら多分数ヶ月泣き暮らしてた。ありがとう、東宝さん、信じてたよ!!!!!
そして、なんと!博多座観劇者限定の、スペシャル動画!バックステージツアー動画と、ダブル公生のコメント動画!
これ、どちらもよかったーーー。限定動画なのでここでは内容には触れませんが、このミュージカルに魅せられたオタクの気持ちをよくわかってる企画と、こういうの!待ってた!と泣けるほどの素晴らしいコメントだった。いや、どっかのFC配信とかで本当はこういう話してほしいやつだよね。アミュプラとかでも企画してほしいやつ。公演が始まってからとか、公演が終わってからの振り返りのインタビューって、まあ商業的には意味が少ないからなかなかないけど、オタクは一番聴きたいし読みたい………。
Blu-rayにするときはぜひ特典にしてくださいね、東宝さん!!!
博多座は、2日のマチソワ(小関水田ペア、ソワレはこせみず大千穐楽)、3日のマチネ(木村寺西ペア、大千穐楽)の3公演に入りました。
ああ、なんか、熱量がすごかった。
高崎から4週間空いた私は、皆さんのレポをむしゃむしゃ食べて生きていたのですが、またどんどん変わっていたことに胸がいっぱい…
こせみずもたつなりてらも、どちらのペアも熱量がガンガン上がっていて、ついでに椿ちゃんの熱量もガンガン上がっていて、かをりちゃんはめちゃめちゃ泣いていたー。
特に、「何を告げればいい」が激アツでした。
小関公生は、東京の頃の根暗陰キャ感が薄まり、本当は人が大好きだけど過去のトラウマから踏み込んだ関係性や心の交流に怯えてる感じ。そして水田渡と椿はそんな公生を弟みたいに可愛く思ってる感じ。そんな関係があっての、「こっち向けよ、公生!!!!!」からは、心のガラスが壊れて子供みたいに泣きじゃくる公生の手を握って、優しく目を見つめて諭すような渡…ヨシヨシ、と抱き締めてるみたいだった。椿も、公生がかをりに恋をしてることを認めていく過程で、自分から離れていってしまっていくのが切り裂かれるような思いかのような、切ない歌声過ぎた……。
たつなり公生は、頑なで心の扉を閉めてる感じは初日から同じなんだけど、かをりちゃんへ惹かれていく過程がありありと見える公生でしたね…。だからこそ、寺西渡の「こっち向けよ、公生!!!」も、当たり強いし、自分の気持ちに嘘ついてんじゃねえ!と叱り飛ばすような熱いやり取りだったなあ。(ちなみに、水田渡もたつなり公生には怒ってる。気づいてるだろ、オマエ!って感じだった)。
あと、久しぶりにW公生を見比べて気づいたんですが、「君がわからない」で、たーだ音楽楽しむだけよ♪で、かをりが公生の肩に肘かけるとこ、小関公生だと思いっっっきり体重かけて、公生が身体外してもしつこく体重かけてて、それを公生が支えてるやつ、
あれ、たつなり公生だとやらないんだね?!?!?!(もっと普通に、身体外されたらやめてた)
「Speed of Sound」の小関公生の楽譜バサバサ芸、前はかをりちゃんが押さえてくれたりしてたのに、もう放置されてた笑(でも、2周目が坂道で、みんなも坂道ムーブして、楽譜バサバサもそこで始まる…と設定がしっかり決まってきてた)。ああいうの、話してすり合わせるのかなー。それとも舞台上で呼吸で合わせていくんだろうか。
水田渡は公生に合わせて自在にお芝居を変えているの本当にすごいな、と感動するしかなかった。何しろW公生が全然違うお芝居なので、周りのお芝居も多分反応が全然変わってきて、ほとんど二役やってるような違いだったのでは。
寺西渡は、水田渡がキャラ強いので、パフォーマンス素晴らしいけど褒め方難しいな、ってとこもあったんですが、高崎からの進化、凄かった!!爽やかないいやつ渡はそのままで、もっとアツくて、お調子者で、いざという時に頼りになる渡だった。
(ほんと、寺西くんはミュージカル俳優としての佇まいだよね…J感がいい意味でなくて…だからもっとミュージカルのお客さまに認知されていいと思うし、配信とか宣伝とかにも参加できたらいいのに………)
博多の3公演では、感情のスイッチがおかしくて、
「僕らの時間」で泣いたし、「君がわからない」で泣いたし、「あいつの背中を追いかけて」で泣いたし、「流れ星をつかまえよう」のジャンプ!!!でボロ泣きしたし、「最後の夜」で泣いた。
本作品の大きな魅力の一つである、アンサンブルのキラっキラした青春の光と歌のパワーが、眩しくて尊くて、これがもう浴びられないのかと思うと寂しくて泣いた。絵見ちゃんと武士のパワフルなハーモニーに心打たれて泣いた。公生とかをりの可愛くて尊いシーンが好きすぎて、失いたくなくて泣いてた。
東京ではボロッボロに泣いてた、「さよなら母さん」と「君が聞こえる」の小関公生は、表現がより深くなって、「君が聞こえる」では大きな愛を感じている喜びと、悲しみを抱き締めるかのような、優しい顔で、泣きながら微笑んで歌う姿が美しくて、しかもその感情が劇場いっぱいに広がっていて、こんなエネルギーを共有してくれることが幸せすぎた。
本当に君でよかった。推しが主演してくれなかったら、こんなにチケット取らなかったと思うもん。でも、この素晴らしい作品の真ん中で、小関くんらしく公生をつきつめて生きてくれて、それを見られて幸せすぎた。
2人とも、大楽のカテコは泣かずに、爽やかにしめていて、それも良かった。(大千穐楽のたつなりは泣きそうになってたし、アンサンブルさんたちはたつなりの素敵なサプライズに泣いてたけど)
大千穐楽、こせみずも観てたっぽい(水田さんがTwitterで白状してた)し、幕降りたあと、裏に合流して完走の喜びを共有してたみたいだった。(緞帳の向こうから驚いてる声漏れてた)(あと空港にも2人がいました)
そんなこともできて、みんなで喜び合えていたら、いいな と思いました。
語りきれてないことも、あとから思い出すようなこともきっとあるかもしれないけど、ひとまず、ゴールを見届けられて、感慨深いです。そして、感想をアウトプットすることで、君嘘を愛するみなさんと触れ合えたこともとても幸せでした。ありがとうございました!!!
あとは、
東宝さん、
これは円盤化するべき作品なので、
何とかお願いいたします!!!!!!
そして、できたら近々再演を…なるべくキャスト同じで………
と、強く祈りを唱えて、締めくくります!
また、この作品に再会できると信じて!!!!!